このような悩みを解決します。
本記事の内容
・ブログのキーワード選定とは
・キーワード選定で使うツールについて
・キーワード選定の手順5STEP
・キーワード選定後に注意すること3つ
この記事はブログを始めたてでキーワード選定について全く知らない方を対象に書いています。
キーワード選定はブログ運営をしていく中で必須で押さえておかないといけない部分です。
なぜならキーワード選定をしていない記事は読者の目にも付かないからです。
今回の記事はブログ初心者の方でもキーワード選定の手順・コツがスッと理解できるような内容になっています。
読み終わる頃には記事を上位表示するためのテクニックが身についています。使うツールもすべて無料なので、すぐに実践することができます。
ぜひ最後まで見ていってください。
Contents
ブログのキーワード選定とは
ブログのキーワード選定とはGoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示させたいキーワードを決める作業のことを指します。
キーワード選定を今回説明する手順に従ってやることで、ブログが自然と検索にひっかかるようになり読者が増えます。
一方でキーワード選定をせずに、好き勝手な記事ばっかり書いていると、誰にも読まれないブログになります。
それほどキーワード選定は大事な作業の1つになりますので、改めて認識しておきましょう。
ブログ初心者がキーワード選定で使うツール3選
キーワード選定で使うツールですが以下の3つになります。
すべて無料で使えるので今すぐブックマーク&登録しておきましょう。
それぞれ簡単にどのように使うのか説明します。
キーワード選定で使うツール①:ラッコキーワード
キーワード選定で使うツールの1つめは『ラッコキーワード』です。
何が出来るようになるのか
・検索エンジンで調べられているキーワード一覧がわかる
・人気のキーワードがわかる
ラッコキーワードなしでキーワード選定するのは羅針盤を見ずに船を運転するようなものです。
必ずブックマークしておきましょう。
キーワード選定で使うツール②:キーワードプランナー
キーワード選定で使うツールの2つめは『キーワードプランナー』です。
何が出来るようになるのか
・キーワードの月間の検索ボリューム数がわかる
・各キーワードに対して競合がどのくらいいるのかがわかる
キーワードプランナーがあれば、競合に絶対勝てないようなキーワードを選定することがなくなるので、無謀な戦いを避けることができます。
キーワード選定で使うツール③:Googleスプレッドシート
キーワード選定で使うツールの3つめは『Googleスプレッドシート』です。
知っている方も多いと思いますが、Excelとよく似ている仕組みになっています。
何が出来るようになるのか
・キーワード選定の優先順位をつけることが出来る
・キーワード毎の検索意図を考えるのが得意になる
Googleスプレッドシートを使うことで頭の整理をおこなえるので、無駄な労力を割く必要がなくなります。
【ブログ初心者へ】キーワード選定の基礎について
キーワード選定の手順を説明する前に、キーワード選定の基礎について説明します。
以下の3つは必ず守るようにしましょう。
・1ページにつき1キーワード
・ロングテールのキーワードを選ぶ
・ツールを必ず使う
それぞれ説明していきます。
キーワード選定の基礎①:1ページにつき1キーワード
キーワード選定の基礎1つめは『1ページにつき1キーワード』です。
○:1つのキーワードに対して1つの記事を書いている
×:1つの記事で複数のキーワードで検索上位を取ろうとしている
なぜ1つの記事で複数のキーワードを狙うのが良くないのかですが、Googleの検索エンジンが『何に関しての記事を書いているんだろう??』と混乱してしまうためです。
また1ページにつき1キーワードの鉄則を守ることによって、検索上位に表示される可能性も格段に上がります。
キーワード選定の基礎②:ロングテールのキーワードを選ぶ
キーワード選定の基礎2つめは『ロングテールのキーワードを選ぶ』です。
キーワードは大きく分けると以下の3種類になります。
基本的に記事を書く際は、ロングテールのキーワードを選定するようにしましょう。
ロングテールキーボードを選定するメリット
・検索上位を狙いやすい
・検索意図が明確なため、購入までに繋げやすい
記事を書く際には、検索ボリュームが多すぎない&競合があまり居ないロングテールキーワードで攻めることを意識しましょう。
キーワード選定の基礎③:ツールを必ず使う
キーワード選定の基礎3つめは『ツールを必ず使う』です。
先ほど紹介した以下の3つのツールですが、キーワード選定の際に必ず使うように心がけましょう。
・ラッコキーワード
・キーワードプランナー
・googleスプレッドシート
なぜならツールをフル活用することで初めて、競合に負けない記事を作ることができるからです。
言い方は厳しくなりますが、ツールなど利用したくないという方はブログで収益化するのは諦めたほうがいいです。
なので先ほど紹介したツールに関しては必ず使うようにしましょう。
ブログのキーワード選定の5つ手順
キーワード選定の基礎についてある程度理解ができたと思いますので、キーワード選定の手順について説明していきます。
手順は以下の流れになります。
①キーワードの方向性を決める
②キーワードの洗い出し【ラッコキーワード利用】
③検索ボリュームを調べる【キーワードプランナー利用】
④記事にするキーワードを絞っていく
⑤検索上位を取れそうなキーワードを選定する
それぞれ説明していきます。
①単体キーワードを決める
キーワード選定の手順の1つ目は『単体キーワードを決める』です。
どんな感じで方向性を決めるのか
・ブログ運営に関するノウハウの特化ブログ→『ブログ』
・SEOに関するノウハウの特化ブログ→『SEO』
・京都の魅力について発信する特化ブログ→『京都』
みたいな感じで、自分のブログがメインテーマにしているものを単体キーワードにします。
単体キーワードを決めることによって、ブログの軸ブレが起きないようになります。
②キーワードの洗い出し【ラッコキーワード利用】
キーワード選定の手順の2つ目は『キーワードの洗い出し【ラッコキーワード利用】』です。
単体キーワードを決めたら、次はラッコキーワードを使って一般的に検索されているキーワードについて調べます。
なぜなら誰も検索しないようなキーワードでブログ記事を書いたとしても誰も読んでくれないからです。
ラッコキーワードを利用して単体キーワードで一度検索してみましょう。
そうすると一般的にニーズのあるキーワードがずらりと出てきます。
そのなかで自分が書きたいと思ったキーワードや興味のあるキーワードを見つけましょう。
見つけましたら、まだキーワードを絞っていく必要があるので、横の再検索マークを押します。
再検索ボタンを押すと、キーワードが徐々に具体的になってきます。
キーワードが3単語以上のロングテールになりましたら、そこでキーワードの洗い出しを終えて、全キーワードコピーをクリックしておきましょう。
③検索ボリュームを調べる【キーワードプランナー利用】
キーワード選定の手順の3つ目は『検索ボリュームを調べる【キーワードプランナー利用】』です。
ここではキーワードプランナーというGoogleのツールを利用します。まずはGoogleで『キーワードプランナー』と検索してキーワードプランナーを開きましょう。
そしたら以下の画面が出てきます。
『新しいキーワードを見つける』とクリックすると、以下のような画面がでてきます。
検索窓にラッコキーワードでコピーしたキーワードを貼り付けましょう。
そして『検索を表示』を押してもらうと、キーワードの検索ボリューム数などが出てきます。
検索ボリュームは上位に表示する上で1番大事なポイントになります。なぜなら検索ボリューム=競合サイトの強さに値するからです。
ブログ記事で検索上位を取るためには、月間平均検索ボリュームが10~1000くらいのキーワードが適切です。
④記事にするキーワードを絞っていく
キーワード選定の手順の4つ目は『記事にするキーワードを絞っていく』です。
キーワードを分類する時はGoogleスプレッドシートを使います。
STEP3:検索ボリュームを調べる【キーワードプランナー利用】でしらべたキーワードをGoogleスプレッドシートに落とし込みます。
そしたら『Googleスプレッドシートを開く』みたいな文字が出てくると思うのでクリックしてください。
クリックすると以下の画像になったと思います。
まずは『低』や『高』などが記入されているCompetition (indexed value)より右の部分ですが、必要ないので削除したいただいて大丈夫です。
これでもまだ整理ができていなくて見にくいので、フィルターを掛けていきます。
フィルターボタンを押すと、該当部分だけが緑色の枠で囲まれたと思います。
次はフィルターで検索に絞りをかけていきます。
フィルターをかけ終わると、以下の画像みたいに綺麗に並び替えられたと思います。
上記のようにフィルターをかけることで、記事化におすすめのキーワードだけを厳選できるのでおすすめです。
本当はこの後に検索ニーズに合わせてキーワードを分類したほうがいいのですが、ブログ初心者の方は一旦飛ばして大丈夫です!
⑤検索上位を取れそうなキーワードを選定する
キーワード選定の手順の5つ目は『検索上位を取れそうなキーワードを選定する』です。
STEP4でキーワードを絞ったので、次は記事化するキーワードを選びます。
指標とするのはフィルターをかけた月間平均検索ボリュームの部分(50.0や500.0になっている列)です。
確実に検索上位を取りにいきたい→50.0
競合が多く検索上位の表示が難しいが、アクセスを集めたい→500.0
みたいなかんじで選んでいただいて大丈夫です。
月間平均検索ボリュームが『50.0』もしくは『500.0』のキーワードのどちらを狙うのかが決まったら、あとは自分が書きたいと思ったキーワードを選べばいいです。
ブログを始めたてのころは難しく考えず、まずは自分が興味のある題材で記事を書いていくようにしましょう。
ブログの構成に関しては【短時間で書ける】ブログの書き方の手順7STEPを徹底解説!で詳しく説明しています。
ブログ初心者がキーワード選定後に注意すること3選
ブログ初心者がキーワード選定後に注意することは以下の3つになります。
①競合サイトが企業ページばかりでないか確認する
②競合サイトの記事の文字数を確認する
③競合サイトの目次を確認する
それぞれ説明します。
キーワード選定後の詰めが甘いと、検索上位を取れるものも取れなくなるので要注意です!
①競合サイトが企業ページばかりでないか確認する
キーワード選定後に注意することの1つめは『競合サイトが企業ページばかりでないか確認する』ということです。
なぜなら検索上位が企業サイトばかりだとE-A-Tの観点上、検索上位の表示は限りなく難しいからです。
現在のGoogleの方針上、『E-A-T』を網羅したページが検索上位に表示される傾向があります。
E-A-Tとは
E-A-Tとは以下の単語の略称になります。
E:Expertise(専門性)
→ジャンルに特化しているのかなど
A:Authoritativeness(権威性)
→その分野の専門的な資格や経験はあるのかなど
T:Trustworthiness(信頼性)
→記事の内容の根拠はあるのかなど
SEO対策は専門性と権威性と信頼性があって初めて成り立つものということです。
つまり企業サイトとE-A-Tで戦おうとしても勝てないということです。
そのためキーワード選定後は、実際に狙うキーワードで検索をしてみて企業サイトが上位を占めていないか確認するようにしましょう。
②競合サイトの記事の文字数を確認する
キーワード選定後に注意することの2つめは『競合サイトの記事の文字数を確認する』ということです。
なぜなら検索キーワードによって適切な文字数は異なるからです。
検索上位の記事は読者のニーズを満たしている記事であることは間違いありません。
そのため検索上位を模範解答として文字数なども真似するべきなのです。
そのため文字数カウントのサイトを利用して、競合の上位5サイトくらいは文字数を把握するようにしましょう。
③競合サイトの目次を確認する
キーワード選定後に注意することの3つめは『競合サイトの目次を確認する』ということです。
なぜなら競合サイトの目次こそが読者が求めている答えそのものだからです。
Googleも企業なので利益を上げないといけません。基本的にGoogleは記事に貼っている広告で収入を得ていますから、検索上位に来る記事の質をあげないと読んでくれない=Googleが儲からないとなるわけです。
そのため検索上位は読者のニーズを満たす内容=目次になっているのです。
競合サイトの目次を見る際は以下の2つを気を付けて見るようにしましょう。
・目次の共通している部分はどこなのか
・自分が読者としたら追加で欲しい情報はないか
そして共通している部分は真似をして、追加で欲しいなと思った部分は自分の記事に盛り込んでいくようにしましょう。
【まとめ】ブログのキーワード選定の妥協は絶対ダメ!
今回の記事ではキーワード選定の手順やキーワード選定後の注意点をメインに説明しました。
簡単におさらいだけしておきます。
キーワード選定の5つの手順
①キーワードの方向性を決める
②キーワードの洗い出し【ラッコキーワード利用】
③検索ボリュームを調べる【キーワードプランナー利用】
④キーワードを分類する
⑤検索上位を取れそうなキーワードを選定する
キーワード選定後の注意点3つ
①競合サイトが企業ページばかりでないか確認
②競合サイトの記事の文字数を確認
③競合サイトの目次を確認する
『キーワード選定を制するものはブログを制する』と言っても過言ではないくらい、キーワード選定は大事なプロセスになります。
実際にぼくもキーワード選定を手順に従っておこない、競合サイトの強さを確認した上で記事を書くようになってから検索上位10位以内に入ることが増えました。
手順を覚えるまでが大変ですが、一度身に付くと自然にできるようになるので、ブックマークして見直しつつキーワード選定を行うようにしましょう。
キーワード選定が終わったら次は記事を書いていきます。文章のテンプレートがなくていつも記事を書くのに7,8時間かかってしまうという方は以下を参考にしてみてください。